2024.11.12

研究室製品ニュース トピックス6

【研究開発部部員 マジメにつぶやきました】

~菌に対抗するのは結構たいへん~防腐剤が入っていて大丈夫?

 化粧品は食品と比較すると基本長く使いますので、使っているうちに腐ってしまっては困ります。腐ったものは食べないのと同じで、腐った化粧品も当然使うことはできません。
 クリームなどが入っているジャー容器の場合が一番わかりやすい例です。超?高級化粧品だとスプーン付きですが、ここでは容器内に指を直接入れて使うという前提で話を進めます。この場合、指を入れて化粧品をとるたびに、指についている皮膚常在菌等をクリームにいれて汚染させることになりますので、こういった状況に耐えうるものにしなければなりません。ジャー容器はわかりやすい例でしたが、実際はチューブやポンプ式など様々な容器で菌類が入りにくいように工夫してはいます。それでも、菌類による汚染は避けられないのが悲しいところ。そこで防腐剤の登場となります。
 レイラ化粧品では、毒性のないもので、かつ刺激性のない(あるいは少ない)防腐剤を選び、量も極力抑えて使用し、他の配合原料で防腐効果を高める工夫もしています。また、地球温暖化により、考えられないような気温(環境)に私たちは日々さらされています。それは化粧品も同様で、今まで以上の品質保持対策が必要であると考えています。
 化粧品を開封して使い切るまで、品質保持のために防腐剤はとても重要な働きをしてくれます。防腐剤が適量入っていることで、化粧品を安全に使うことができるのです。